内容説明
蒋経国を引き継いで登場した台湾人総統のデモクラシーと誇り。直筆メモから浮かび上がる独裁から民主への李登輝の信念を初公開!インタビューと日録(1984~88)が台湾の主権確立への道を物語る。
目次
自序 中興新村から総統府へ
編者序 変動する時代の見てきた証し
「重要記事」全文および説明
著者等紹介
中嶋嶺雄[ナカジマミネオ]
1936年、長野県生まれ。東京大学大学院社会学研究科国際関係論博士課程退学。社会学博士。パリ政治学院客員教授、東京外国語大学教授、東京外国語大学学長などを経て、国際教養大学学長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Fumi Kawahara
4
今の感覚だと、台湾は今のまんま昔から沖縄の南にあるもんだって思うけど、民主化してからまだ30年程しか経ってなかったんだな~・・・('ω')・・・インストラクターしていた時に、中学生がソ連を知らなくてびっくりしたもんだけど、ソ連崩壊から20年だもんねぇ・・・そりゃ知らんし、興味もないわ、10代なら。うすらぼんやり、「韓国・台湾・フィリピンはなんか政治が不安定」くらいのイメージしか思い出せない。でも、今現在、蒋経国さんの民主化への転換は効いてるよね。(アメリカの高官が初めて訪台中。香港の件への露骨な当てつけ)2020/08/10