日本共産党の戦後秘史

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  • サイズ B6判/ページ数 467p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784594049799
  • NDC分類 315.1
  • Cコード C0095

内容説明

党幹部の権力闘争、武装蜂起の時代、徹底した党幹部の序列主義…深いベールに包まれていた共産党の実態とは?そして彼らはいま何をしようとしているのか?“除名”された元党員が明かす衝撃の真実。

目次

獄中十八年
「転向」の問題
徳田球一・宮本顕治確執の原点
労働運動の高揚と革命幻想
「革命」の前夜・党分裂のきざし
戦後党史の最大の闇「五〇年問題」―武装蜂起の時代(一)
「軍事闘争」の開始―武装蜂起の時代(二)
「軍事闘争」と警察・検察資料―武装蜂起の時代(三)
「軍事闘争」の内容―武装蜂起の時代(四)
戦闘の数々―武装蜂起の時代(五)〔ほか〕

著者等紹介

兵本達吉[ヒョウモトタツキチ]
昭和13(1938)年、奈良市生まれ。京都大学在学中、日本共産党入党。53年、中央委員会勤務員となり、党国会議員秘書に。ロッキード事件やリクルート事件、北朝鮮による日本人拉致事件の真相解明に努めたが、平成10(1998)年、党を除名された。最近はマルクス主義やソ連崩壊の研究に打ち込んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ななっち

2
立花隆の本とはまた違う趣で興味深いところがあります。内部にいた人の告発本でもあるので、もう少し踏み込んでイデオロギー闘争の内実も見える。所感派と国際派の表層的な格闘だけでなく内実の闘争がわかり面白いですね。2013/04/11

がんぞ

2
「血のメーデー」事件は最終判決までに27年かかり被告たちは無罪にはなったが実は綿密な襲撃計画があったとは。「日本に暴力を充満させようとした」「社会主義計画生産は市場の代替にならなかった」と反省。手厳しいが生涯の目標としたものが幻滅に終わったから当然か。「大衆運動、労働運動はもちろん学生運動の経験さえ無い」傷害致死罪で獄中にいるうち敗戦のどさくさで釈放され妻に養われた宮本顕治は軍隊経験も無く、(秘密警察出身)イラク故フセイン大統領に、また国会議員をフロントとして顎で使っていい気になった池田大作に似て挑発好き2012/06/29

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