内容説明
米海軍特殊部隊の猛者カークは、突然軍を追放された。だがその裏には、アメリカとロシア両国が進める卑劣な陰謀があった。冷戦時代の負の遺産である放射性廃棄物を、極秘裡に処分しようというのだ。いったい、どこへ、どうやって?真実を暴くべく、カークは死の砂漠へ飛んだ。彼を待つのは、大国の力を背景にした、因縁の敵!一方、おそるべき事態が、アメリカの中枢で進行していた―放射能の見えない恐怖と戦う人間たちの姿をアクションたっぷりに描き、T・クランシーに比された冒険小説の新星。
著者等紹介
スティーヴンスン,アンドリュー[スティーヴンスン,アンドリュー][Stevenson,Andrew]
カナダに生まれ、アジア、アフリカ、ヨーロッパで育つ。エコノミストを経て、冒険家となる。ヒマラヤ、北欧などでの苛酷な経験を記したノンフィクションを多数発表、カメラマンとしても高い評価を得る。『核の砂漠』で小説デビュー
塩川優[シオカワマサル]
早稲田大学卒。英米文学翻訳家
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