旭山動物園の奇跡―日本最北の弱小動物園が日本一になった感動秘話

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  • サイズ A5判/ページ数 127p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784594049355
  • NDC分類 480.76
  • Cコード C0095

内容説明

旭山動物園には、パンダやコアラ、ラッコといったスター動物はいない。展示しているのはペンギンやホッキョクグマ、アザラシなどの普通種ばかり。それなのに日本全国から大勢の入園者が訪れるわけは、独創的でユニークな展示方法にある。水中を自在に飛び回るペンギン、人間めがけてプールにダイブするホッキョクグマなど、単に動物の姿を見せるのではなく、動物たちの「知られざる能力」や、「魅力的な生態」を見せるという、これまでの動物園業界の常識を覆した展示方法が人気の理由なのだ。人々は、“珍しくもなんともない”動物が持っていた能力のすごさに改めて驚き、再発見した彼らの魅力に心をとらわれているのである。そして、それは旭山動物園が創立以来培ってきた「行動展示」という概念に裏打ちされた手法でもある。北の果てにある小さな動物園はいかにしてどん底から這い上がり、夢を叶えたのか。旭山動物園の38年間の歴史を振り返る。

目次

第1章 手探りの船出(プロローグ―寒暖差70度。日本一過酷な動物園;本の虫、画家志望、未来の園長―草創期を支えた若き飼育係たち)
第2章 動物園冬の時代(動物園は金食い虫だ―市議会議員に突きつけられた不要論;市が決定した大型遊具の再導入。動物園本来の姿とかけ離れた再建策 ほか)
第3章 襲いかかった悲劇(ゴリラの突然死。原因はエキノコックス;史上初の途中閉園。定年を迎えた菅野園長の無念 ほか)
第4章 快進撃の始まり(動物と人間の距離が近づいた。“行動展示”がスタート;お客を“猫じゃらし”に。常識を覆した「もうじゅう館」 ほか)
第5章 奇跡は終わらない(エピローグ―日本一の動物園が次に描く夢)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ユカイ

4
動物に責任をもつ動物園という思想があるとわかった。あと本の外の話題だが(コロナ騒動での減少はおいて)令和初まで100万人維持してるのも考え方が勝利したって面を感じてすごい。2020/11/20

カップラーメンマン

3
7〜8年ぶりに再読。当時は仕事で旭川地区を担当していた。 遠く離れ年も取り、ビジネス的目線でこの物語を読んでみると、当時と違った見え方がある。 他に例がなかった卓越した展示方法である「行動展示」が取り沙汰されているが、ではなぜその「行動展示」が生まれたのか。再生の鍵はそこにある。2016/09/24

タヌキスキー

1
奇跡が起きた結果。平成16年7.8月の月間入場者数日本一の動物園となり同年9月に入場100万人に達成。それまでの動物園業界の遠隔地から来園することはないと考えれていた100㎞ルールを打ち破り旭川のドル箱事業になった。そもそも金食い虫と言われた時代からの転換になったのは新しい市長の公約と動物園側の希望が合致した運としか言い様がない。ただし資金がなければ出来ないからと腐らず動物園の構想を考え求められた時に直ぐに対応できた動物園側は本当に動物園という空間が好きなのだと分かる。2017/01/21

くまた

0
一時期、テレビで良くやっていた旭山動物園の物語を何度も見ていましたが、話しが分かっていても面白かったです。スタッフの熱意が素晴らしい。失敗するくらいならと守りに入る場合が多い中、リスクを恐れずトライする姿勢に脱帽。上手くいかなかった事もさらっと書いているけど実際はプレッシャーや苦労は並大抵ではなかったと思う。1度だけ行ったことあるけど手作り感満載でやる気を感じる動物園でした。走り回るレッサーパンダなんて初めて見たし。楽しい思い出です。2017/07/14

あちこ

0
わたし用に借りた本。今ではあまりにも有名になった旭山式展示だけれど、こんなにも長い苦節の時があったんだ。当時、動物園を批判していた市長や議員の、今の顔が見てみたい。2016/11/05

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