内容説明
すでに世界15カ国で出版された衝撃のイスラエルの純文学ベストセラー作品登場!エルサレムに住む若い既婚の大学助手ヤアラは、両親の家を訪ねたある日、父の友人で浅黒い肌をしたフランス帰りのアリエという男と出会う。危険な匂いを漂わせるアリエに強く惹かれた彼女は、たちまち、歳の離れた彼との道ならぬ情交に溺れていった。ドレスを万引きし、アリエにドライブに誘われて、出先で三人プレイを強いられる…。男の為すがままに、自らの欲望の赴くままに、ヤアラは堕ちてゆく…。
著者等紹介
シャレヴ,ゼルヤ[シャレヴ,ゼルヤ][Shalev,Zeruya]
ガラリア湖のほとりにあるキネレットキブツに生まれ、現在はエルサレムに在住。聖書研究で修士号を取り、出版社で編集者として働いた。1997年に発表した『愛と背徳の香り』はベストセラーになり、現在までに20の言語、22カ国に翻訳権が売れている
栗原百代[クリハラモモヨ]
東京都生まれ。早稲田大学文学部卒業、東京学芸大学大学院修士課程修了
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