扶桑社文庫
イラク便り―復興人道支援221日の全記録

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  • サイズ 文庫判/ページ数 215p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784594048303
  • NDC分類 302.281
  • Cコード C0195

内容説明

奥克彦・在英国大使館大使(当時参事官・45歳)と在イラク大使館の井ノ上正盛・一等書記官(当時三等書記官・30歳)は、2003年11月29日、イラク中部のティクリート近郊で銃撃を受け、殺害された。奥大使はイラク入りして以来、外務省のホームページに「イラク便り」を書き続けていた。イラク情勢を生々しく伝えるその「便り」は、両氏の死後、両氏からの日本人への遺言として、大きな反響を呼んだ。本書はその文庫化である。

目次

クウェートから一路バグダッドへ
宮殿で仕事をしよう
チグリス河の畔で
星はどこだ?!
遂に仲間が到着
シャワーから水が出るぞ
日本から調査団到来
バグダッドの人々
遂に食堂が整備される
初めての休日?〔ほか〕

著者等紹介

奥克彦[オクカツヒコ]
1958(昭和33)年兵庫県宝塚市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、外務省入省。在イラン大使館、在米国大使館、アジア欧州協力室長、国際経済第一課長、国連政策課長等を経て、2001年11月より在英大使館参事官。2003年3月よりイラクに派遣され、日本政府と人道復興支援局(ORHA。後に連合暫定施政当局CPAに改編)との調整に中心的役割を果たした。2003年11月29日、イラク中部のティクリート付近で銃殺され死亡した。同日付で大使に昇進した
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