内容説明
「経済力も誇りも失い、難破しかけたこの国の将来を、石原慎太郎の覚悟に賭けてみたい。国の尊厳を踏みにじり、国益さえないがしろにする歴史観なき政治家たち、背骨なき戦後政治への怒りと嘆きに、今再び立ち上がらんとする男。他力本願が骨の髄まで染みついてしまった国家を、人智を超えたものへの祈りと類稀な現実感覚を兼ね備えたこの男なら、救ってくれるのではないか」長年の刎頸の友である著者が、盟友石原慎太郎が日本を救う日を祈って記す渾身の一冊。
目次
序章 長嶋茂雄夫人のため息
第1章 欺瞞の戦後文明に「NO」と言え
第2章 近代国家ニッポンはどこで道を誤ったか
第3章 真実の歴史を指摘した六人の証言者たち
第4章 日本の伝統と文化の集大成・石原慎太郎
第5章 石原改革と小泉改革の決定的な違い
第6章 知られざる素顔の石原慎太郎
終章 石原慎太郎は日本を守れるか
著者等紹介
前野徹[マエノトオル]
1926年生まれ。日本大学卒業後、読売新聞、東京新聞社を経て、60年東急グループ総帥の五島昇氏に東京急行電鉄の秘書課長としてスカウトされ、五島氏の懐刀として政界、財界、マスコミなどの対外折衝役として活躍する。70年東急エージェンシー常務、専務、副社長を歴任し81年より11年わたり社長として業界13位から電通、博報堂につぐ3位に躍進させる。95年アジア経済人の大同団結を目指した経済団体、アジア経済人懇話会を設立。現在、同会長ほか高根グループ会長、(社)ニュービジネス協議会顧問などを務める。各分野の勉強会の提唱者として若手起業家から創業経営者まで多くの集まりを主宰する
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