内容説明
12歳にして、その肉体年齢はおよそ80歳の娘アシュリー。遺伝子異常によって普通の10倍近いスピードで老化していく早期老化症(プロジェリア)という過酷な宿命を背負いながら、今という瞬間を前向きに生きる母子。母親ロリーが語った愛と勇気。
目次
トムボーイ
家出の果てに
十七歳の出産
宣告
シングルマザー
発作
最悪の結末
絶望の淵
必死の模索
転落〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Qちゃん
39
アシュリーちゃんの母親の話。テレビでプロジェリアという病気のアシュリーちゃんの事を何年も前に知り、強くて優しい子だと心から思ってから、番組があるたびに見ていた。アシュリーちゃんの書いた本は読んでいたが、母親が書いた本は読んでいなかったので読んでみた。続いて『アシュリーが教えてくれたこと』へ。2018/04/01
南
17
ロリーさんの心が何度も折れそうになっていて、涙が出てきた。表紙の穏やかな表情からは想像できない半生。ロリーさんの娘さんがアシュリーちゃんで良かったなぁと思った。2023/09/26
める
6
人の8〜10倍早く歳をとる難病「プロジェリア」のアシュリーの、お母さんが書いた本。アシュリーちゃんの内容よりも、著者ロギーさんの半生が中心かな?この本が出たあと親友のジョンが亡くなって、アシュリーが最年長になって、そのアシュリーも亡くなってしまいましたね。テレビで追いかけていたので少し寂しいです。ほかの本も読んでみたいかも。2011/07/09
ニコ
3
★★★★☆ アシュリーどうしているかな…と思っていた矢先、先日亡くなったというニュースを聞いて、短い命と分かっていても、驚きと悲しみでいっぱいになった。2009/06/04
Asako Wada
1
2009年にアシュリーが亡くなったあと、ロリーさんはどんな暮らしをしているのでしょう。「短い人生を一生懸命生きることの大切さを教えたい。そして自らの死や生きる目的を考えてほしい。」エピローグより。2015/02/10