扶桑社ミステリー
皇帝の魔剣

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  • サイズ 文庫判/ページ数 511p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784594044152
  • NDC分類 943
  • Cコード C0197

内容説明

時は8世紀末。ヨーロッパ統一を実現したカール大帝は、一振りの短剣を手放そうとしていた。それは、異教徒の呪いを受けた魔剣だという。この剣に魅入られた者たちはみな、残酷な事件に巻きこまれる宿命にあるのだ…十字軍、聖堂騎士団、印刷術発明、宗教改革、三十年戦争、ナポレオン遠征、社会革命の嵐―激動の欧州史の闇に息づく、血ぬられた短剣の物語。ドイツを代表する歴史作家・ミステリー作家が結集、時代にのみこまれ、あらがう人間の凄絶な姿を描く、歴史殺人ミステリー年代記。

著者等紹介

エルカー,ペトラ[エルカー,ペトラ][Oelker,Petra]
1947年、ハンブルク生まれ。新聞記者、女性誌の編集者として活躍し、そのかたわらノンフィンションを発表。1997年、歴史ミステリーで小説家としてデビューし、以降ミステリーを精力的に発表している

小津薫[オズカオル]
同志社女子大学英米文学科卒、ミュンヘン大学美術史学科中退。英米・独文学翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

黒崎ディートリッヒ

3
8世紀末、ヨーロッパ統一を目指すフランク国王カールは、ある一本の短剣を手にする。その短剣は呪われた魔剣なのだという。そしてこの魔剣がのちの時代に、次々と災いをまき散らして行く。 ヒストリカル短編連作小説。とある魔剣によって、身を滅ぼす人々の物語。俺個人的には、グーテンベルクと20世紀の話が印象に残った。これで現代の物語もあったら面白かったかも。と思ったけれど、まぁイギリスやフランスの歴史に隠れていた、中世や近世の知られざるゲルマン、ドイツ史を知ることが出来た。 ちなみに短編ですが、長めの物語です。2014/11/07

AR読書記録

0
企画としてはたいへんうまいとおもう.ミステリアスな魔剣に導かれながら,ドイツの歴史が,そして翻弄される人々が描かれていく... んだけど,なんかこう,スケールがでかいようでいて,実はあんまりでかくないというか.人,以上のものを描ききるまでに至っていないのをもったいなく思う.キプリングの『プークが丘の妖精パック』なんかは,読めばイギリスという国の,またそこに住む人々の精神が伝わってくるように思った.こちらは,ある時代のある人の姿を集めただけ,それを串刺しにして太く強く流れている何か,が見えないような.2012/08/22

一柳すず子

0
おもしろかったよ。時系列のオムニバスだから読みやすいし、みんな読み応えのある話だったよ。湿原の女の人の話が収まりが良くて好き。2011/11/09

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