内容説明
1963年、トム・ホーンバインのチームは、アメリカ隊第二陣として、エヴェレストへ西稜からの登頂に挑戦した。酸素ボンベの事故をかえりみず、ひたすらクライミングで山頂を目指す。その胸に去来する思いはただひとつ、なぜ登るのか、という疑問だった―「エヴェレスト西稜」をはじめ、古典的名作「処女峰アンナプルナ」、感動の冒険「エンデュランス号」など、山岳ドキュメンタリーの白眉というべき、画期的アンソロジー第二弾!夢枕獏氏推薦、低酸素と極寒の地獄に挑んだ男たちの記録。
目次
わが恐怖の山(デイヴィッド・ロバーツ)
エヴェレスト西稜(トム・ホークバイン)
K2/非情な山(ロバート・ベイツ;チャールズ・ハウストン)
処女峰アンナプルナ(モーリス・エルゾーグ)
ナンダ・デヴィ(エリック・シプトン)
ナンダ・デヴィ登頂(H.W.ティルマン)
エンデュアランス号(アルフレッド・ランシング)
著者等紹介
ウィリス,クリント[ウィリス,クリント][Willis,Clint]
登山家であり、「ニューヨーク・タイムズ」をはじめ、多くの新聞・雑誌に寄稿する作家。現在、妻とふたりの子どもとともに、メイン州に住む
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