満州唱歌よ、もう一度

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満州唱歌よ、もう一度

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  • サイズ A5判/ページ数 167p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784594042011
  • NDC分類 767.7
  • Cコード C0095

内容説明

故郷を想う歌、甦るあのとき。産経新聞で大好評を博した「わたしと満州唱歌」から生まれた待望の一冊!唱歌17曲を収録したCD付き。

目次

第1章 満州唱歌の成り立ち(「待ちぼうけ」も満州唱歌だった;あまりにも違った満州の風土;満州唱歌を作った人たち ほか)
第2章 輝ける時代、そして…終焉(巨匠主義からの脱却;満州育ちの「わたしたち」;二つあった「娘々祭」 ほか)
第3章 満州唱歌への想い(白寿の祈り;母の思い出;残したい願い ほか)

著者等紹介

喜多由浩[キタヨシヒロ]
産経新聞東京本社特集部次長。昭和35(1960)年12月大阪府出身。立命館大学産業社会学部卒。59年大阪新聞社入社。僚紙・産経新聞に転じ、社会部記者として、運輸省(当時)、警視庁、国会などを担当。ソウル支局、横浜総局次長を経て、平成12年、東京本社社会部次長となり、北朝鮮による日本人拉致事件などを担当する。15年2月から現職。主な関心分野は、アジア全般、教育問題など
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

残留農薬

4
前に某新聞の人が言っていたことですが、メディアに携わるということは、単に情報を拡散するだけじゃなく(それだけならTwitterでRTしてる人と変わらない)、情報の中から重要と思える物を選び出し、その価値が分かる形にして伝えること、らしいです。この本は新聞連載だったため一章一章コンパクトに纏められていて、前知識がそこまで必要ではありません。この本は満洲唱歌の歴史を概観していて流れが分かりやすい。ザックリ説明するのって、意外と難しいことだと思います。人間好きなものについてはとことん語りたくなるものなので。2013/06/05

がんぞ

1
童謡の定番『ペチカ』『まちぼうけ』はよく見れば日本離れした設定、満州唱歌のハシリである。「『わたしたち』という歌を知っていますか」という一通の投書で掘り起こしは始まった。「寒い北風吹いたとて挫けるような子はいない…」満州っ子のアイデンティティー。本土より質の高い教育が行われたとさえ言われる。満州生まれの著名人は多い、赤塚不二夫など(彼の漫画のときとしてみせる残虐性は原体験があるのかもしれない)。歌を思い出すことは少年時に帰ることで様々な著名人の談話を集めるが、一未亡人が「終戦時、安東に八路軍が入ってきて」2015/11/29

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