麻薬の運び屋にされて

麻薬の運び屋にされて

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784594041526
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

事件当時36歳。仮釈放で帰国した現在47歳。10年もの服役生活という悪夢のような現実を突きつけられた日本人女性、本多千香さんの孤独と絶望―。キャスター長野智子が描きだす渾身のノンフィクション。

目次

第1章 事件(一九九二年六月一七日;数奇な運命 ほか)
第2章 裁判(囚人;パニック発作 ほか)
第3章 服役―仮釈放(救済;自殺未遂 ほか)
第4章 取材(獄中からの叫び;出会い ほか)

著者等紹介

長野智子[ナガノトモコ]
1962年12月24日米国ニュージャージー州生まれ。1981年田園調布双葉高校卒業。1985年上智大学外国語学部英語学科卒業後、株式会社フジテレビジョンアナウンス部に入社。1990年結婚退職してフリーアナウンサーとなる。1995年秋、夫のアメリカ赴任に伴いニューヨークに生活拠点を移し、1997年1月より、ニューヨーク大学・大学院において「メディア・エコロジー」を専攻、人間あるいは歴史に対して及ぼすメディアの影響について研究した。1999年5月、修士課程を修得し、卒業。帰国して、2000年4月よりテレビ朝日「ザ・スクープ」のキャスターとなる。現在、テレビ朝日「ザ・スクープスペシャル」「朝まで生テレビ!」、TBSラジオ「アクセス」でキャスターを務める
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ばんだねいっぺい

24
 メルボルン事件。千香さんは、この文章の何百倍の地獄を味わったんだろうなと想像して絶句する。海外に出るということの恐ろしさ。身を守るためにも英語を身に付けなくてはならない。 2017/08/04

UK

1
知人から生まれて初めての海外旅行に誘われ、途中でスーツケースを盗まれ、代わりのスーツケースに麻薬が仕込まれていて、オーストラリアで有罪が確定し、10年服役した女性の話。 冤罪で、言葉の通じない国で裁かれるというのはどういうものか、獄中生活はどのようなものか、綿密な取材で細かく描写されている。 事件の真相に迫る取材も丹念になされていて、文章もわかりやすく読みやすく誠実で、ノンフィクションとして突出した作品だと思う。 昔のテレビ局には、予算も取材力もあったのだなとしみじみ思わされる。2023/08/04

max99

0
怖い話だった。失われた10年を取り戻して、楽しく生きてほしい。2016/04/04

たまゆら

0
つくづく恐ろしい事件だと思う。誰に起きても不思議ではないやろうから。真実は闇の中やろうけど、確実に嘘をついている人がいるなぁ。ともあれオーストラリアが麻薬の密輸で死刑になる国じゃなくて良かった。2013/11/23

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