学校でまなびたい歴史

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  • サイズ B6判/ページ数 270p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784594041403
  • NDC分類 375.32
  • Cコード C0021

内容説明

歴史の授業で感動するなんて不思議だ。いま、“日本という国の物語”が、子供たちに手渡される。

目次

第1章 歴史入門の授業「歴史の中にはご先祖様が生きている」―命のバトンと国づくりのバトンを受けつぐために
第2章 聖徳太子の授業「仏様か、神様か」―外来文化と伝統を統合した日本
第3章 続・聖徳太子の授業「遣隋使の国書」―中華冊封体制から自立した日本
第4章 鎖国の授業「西洋とどうつきあうか」―日本の安全を脅かしたキリスト教問題の解決
第5章 明治の改革の授業「廃藩置県に賛成か反対か」―武士の自己犠牲で実現した統一国家日本
第6章 昭和の戦争の授業「東京裁判について考える」―戦争の勝者が敗者を裁いた
終章 教育内容と指導計画の提案「わが国のあゆみ」の大きな物語

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おり

6
なかなか面白かった。 子供たちの「考え、伝える」授業を通し、自分も歴史に対する考えを深めることができた。聖徳太子の授業では、仏教を取り入れるのか、または従来の神を信仰するのか、という二者択一の問題だと思わせ、最終的に同時に行ったということを示し、理解を深めさせる。自分がこの授業を受ける小学生の立場だったら、本当に楽しいだろうなと素直に思う。 歴史を考えることの大切さと、深さを本書を通じて学ばせてもらった。2019/11/27

ラビット

3
本書からは、私の学生生活では習うことがなかった日本の先人達の愛国心と、そこからくる努力と成果を学ぶことができた。正直、私もこの本にあるような授業を受けたかった。今の日本人は戦後GHQの方策による教育から、自分達を卑下してしまっている。私自身も日本人として改めて誇りを持って生きていくのと同時に、さらに日本の歴史を深く理解できるよう努力していきたいと思った。2020/05/08

南北

3
小学校の歴史の授業でどう授業を作っているかや実際の授業の様子などをまとめた本です。「日本人に生まれてよかった」と思えるような授業になっていて、ご先祖様の話から歴史の授業が始まり、東京裁判まで取り上げられています。最後に子供たちの感想も掲載されていますが、どの感想も齋藤先生の授業を真剣に受け止め立た内容になっているのは感銘を受けました。思い出してみると、小学校からずっと「左翼的」な教育だったので、齋藤先生に教わった子供たちは本当にうらやましいと思いました。2018/10/22

phmchb

2
先祖を考えることによって、歴史が身近なものであるという教育方法は良いですね。あと、ただ覚えるだけじゃなく、考えさせるというのも良かった。2016/09/24

奇田川

2
すごくいい本でした。齋藤さんの温かさが文章から伝わってきます。自分のご先祖様が戦国時代も縄文時代も生きていた、という所から授業を始めていたのがおもしろかった。大人になってもわかっていなかった歴史がこの本でわかりやすく理解できました。私が小学生だった頃に、この生徒たちのような感想は書けなかったなぁ。2013/06/03

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