内容説明
独占手記。北朝鮮滞在１３年、日本人の専属料理人は、そこで何を見たか！世界的スクープ写真７１点収録。
目次
第１章 初めての訪朝―一九八二～八三年（寿司職人として謎の国・北朝鮮へ；金正日の前で寿司を握る ほか）
第２章 金正日の料理人となる（チャンス到来、再び北朝鮮で仕事をする；「十年間、私のそばにいてほしい」 ほか）
第３章 金正日の別邸（絶景の元山招待所；広大な敷地の三二号江東招待所 ほか）
第４章 私だけが見た金正日の素顔（金正日総書記とロイヤルファミリー；世界中の食材が並ぶ最高権力者の食卓 ほか）
第５章 北朝鮮よ、さらば（もう、北朝鮮には戻れない！；裏切りへの凄まじい監視体制 ほか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
小木ハム
15
どこまで本当かわからないけど稀有な本である事は間違いない。1981年北朝鮮がどういう国かまだあまり知られていない時代に寿司職人として契約し訪朝。将軍からベンツやオートバイを与えられ、サウナや連れションまでする仲に。ビジネスライクではなく純粋に食を提供する・娯楽を共に楽しむ点で著者は重宝された(料理の腕だけでなく運動神経、要領も良かった)。読んでて随分贅沢な暮らしだなと思っていたら『こんな社会主義国はもう嫌だ』と手帳に書いていたのが見つかり尋問されるエピソードが。色々と本に書けない話や葛藤もあるのだろう。2020/07/04
Wisteria
12
金正日の専属料理人として側にいた藤本さんにしか語れない北朝鮮。まぁどこまで真実を語っているのかは分からないけど、貴重な体験談であるのは間違いない。金正日も藤本さんもお互いをすごく好きなんだなと感じた。藤本さんのリア充バリバリな写真の数々が面白い。めっちゃエンジョイしてます、この人！う～ん、訳が分からないなぁ。藤本さんの他の本も読んでみよっと。2017/11/11
リトル・リン
5
基本的にゴシップは嫌いな性質なのですが、それでも興味深く読む事ができました。2013/10/13
梅干し夫人
5
ここに書かれていることがすべて本当ならとても貴重な資料だけど、これだけ世話になっておいて、なぜ暴露本を出そうと思ったのか・・・そこのところがどうしても分からない。2015/09/11
funuu
4
料理人は、腕と人柄で、どこでも生きていけそう。2014/05/12
