内容説明
“スカーレット・フェザー”開店後半年、無惨な盗難事件に遭い、キャシーとトムは絶望の淵に突き落とされる。そんな折キャシーは妊娠に気づき、逡巡したあげく夫のニールに事実を告げる。しかしニールからは思いがけない答えが…。一方トムのパートナー、マーセラはモデルになる夢を抱いてイギリスに渡ったが、失意のうちにダブリンに戻ってくる。そして、盗難事件の犯人追及も意外な展開をみせていた。家族の絆を現代に蘇らせるベストセラー作家ビンチーの、現代ダブリン三部作の集大成。
著者等紹介
ビンチー,メイヴ[ビンチー,メイヴ][Binchy,Maeve]
アイルランド・ダブリン近郊の村で生まれる。ダブリンの大学卒業後、教師、コラムニストを経て作家活動に入る。『サークル・オブ・フレンズ』は映画化され、大ヒットを記録した
安次嶺佳子[アジミネケイコ]
翻訳家
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ばんび
6
上下巻とも読み終わり。2017/08/03
勇ましいチビのノリ公
1
再読ながら、一気に読了!! マティとリジー夫妻が素敵だった。2012/03/21
ヨリ
0
上下一気読み!2011/08/02
なおり
0
めでたしめでたし?!2015/03/21
中身はおじさん
0
上巻には各人の背景がはりめぐらされているので、そこになじまないうちは、ストンとこなかったです。下巻で、双子が可愛くなってから、ふむふむ、それから?それから?と 最後までたどりつきました。ケータリングのお店が舞台ですが、食べ物はそんなでも……(;^∀^) そしてキャシーの夫が、だんだん自分勝手な人物になっていくのが、いやだったなぁ、いるいる、こういう人、大義しか目に入らない人。トムが「愛してない」とはっきり自覚できるのがすごいね、たいがいの人はズルズルでしょ。で、上巻下巻で、表紙のテイスト違いすぎです。2019/06/07