内容説明
ドクターハラスメント(ドクハラ)対策マニュアル決定版。
目次
第1部 ドクハラ事例集―怒りの手紙、いえぬ傷を訴えるメール(人間失格ドクハラ―レッドカードの医者たち;ミスマッチドクハラ―信頼のもてない医者はいらない医者;脅しドクハラ―医者は支配欲のカタマリ;ゼニゲバドクハラ―ヒポクラテスの誓いを忘れた医者たち ほか)
第2部 ドクハラを越えて―医療に意識の目を向けよう(セカンドオピニオン―患者さんに治療の選択権を;目線を変えよう―医療サイドの欺瞞、怠慢、傲慢を見抜く視点;患者さんに学ぶ―患者さんは誰もが先生です)
著者等紹介
土屋繁裕[ツチヤシゲヒロ]
1956年生まれ。帝京大学医学部卒業後、2000年3月までの16年間、癌研究会附属病院に臨床外科医として勤務。現在、福島県郡山市の医療法人慈繁会土屋病院外科部長。また2000年7月、患者の立場に立った最良の治療の選択と闘病支援を目標とした組織「キャンサーフリートピア」を設立。がん治療をトータルにコーディネートする活動を行っている
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感想・レビュー
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Ted
5
'03年6月刊。△「親切で勉強熱心なニセ医者」の方が「横柄で不勉強なヤブ医者」より遥かにマシだと思う時がある。ニセ医者の中にはバレると困るという「強烈な動機」があるから本物の医者以上に勉強家だったという笑うに笑えない話もある。偽医者が概して患者から評判がよい理由に思わず膝を打つ。本物の医者からしたらこんな皮肉な事はない。そもそもレベルの低い医科大学を新設しすぎた結果、適性のない者まで粗製濫造したのが原因だろう。名医云々よりもその医者との相性を優先すべき。世の中に善人や美人は少ないがよい医者はもっと少ない。2013/02/06
クミコ・ロッテンマイア
0
お勉強しかしてこないとこうなる、医者の発言が怖い。2010/02/28