内容説明
夫を亡くし孤独な日々を送る五十七歳の病院事務局長リズ、離婚した夫が許せないクレア、手芸洋品店を経営するジュリア、女優を夢見る若いカレン―四人は、ふとしたことから知り合い、毎週木曜日の朝にカフェで、近況を語りあう。年下の小児科医に惹かれるリズ、高齢での妊娠に動揺するジュリア、もと夫の末期ガンを知ったクレア、姉が家庭内暴力被害者と知って悩むカレン。四人の女性は励まし合い、支えあいながら、それぞれの解決を見つけていく。女性小説の巨匠が描く感動の人間ドラマ。
著者等紹介
マッコーマー，デビー［マッコーマー，デビー］［Ｍａｃｏｍｂｅｒ，Ｄｅｂｂｉｅ］
デビュー以来、あたたかい目で人間をみつめる作風で多くの読者の支持を集めている。その著作は百冊を超え、全世界での総発行部数は六千万部にのぼる。現在は、米国ワシントン州、ポートオーチャードに在住
石原まどか［イシハラマドカ］
１９９１年、東京女子大学英米文学科卒。ノーラ・ロバーツ、シャロン・サラなど主にロマンス小説の翻訳に携わる
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
NAO
66
【『呑み食い週間』参加】「日誌の書き方講座」で知り合った年齢も仕事も異なる４人の女性が、週一回一緒に朝食をとりその席で一週間の出来事を話し合うという「ブレックファストクラブ」。仕事、恋愛、家庭問題、病気・・・年代の異なる女性たちが抱えている様々な問題。近すぎない立場で静かに話を聞き、共感し、認め合うことの大切さがジワリと伝わってくる。こういう友情を築き合えることが、なんともうらやましい。2018/04/23
りり
2
★★★☆☆マッコーマーの普通の小説を読んでみたくて。クレアの話しが一番印象に残った。浮気をする男ってなんてバカな選択をするんだろうなぁ〜とつくづく思う。人生の落とし穴かな。父性を勘違いし、一番支えて欲しいときに間違いだったと気付く。兄弟の性格もよくできてた。何があっても父親であり、愛した人には変わりはなく家族である人。映画になりそうなストーリー2015/09/14
チェス
0
面白かった、一気読み2016/03/23
timeturner
0
仕事、恋愛、子育て、夫婦の問題、家庭内暴力、病気、死・・・女性が生きていくうえで遭遇するさまざまな悩みや苦しみ、喜びや感動をお得なパック詰めにしてみました、お好みの味をお選びください、って感じ。2010/01/10
hana
0
日記サークルで知り合い友情で結ばれた、世代や境遇の異なる４人の女性。彼女らはお互いの抱える問題を支え合い励まし合ことで乗り越えていく。生と死に向き合いながら生きる大人の女性達をしっとりと描いた作品。じわりと面白い。2010/12/20
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- 和書
- どこに過越しの用意を
