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内容説明
立ちはだかる「大きなタブー」。それを打ち破った家族の勇気。そして無理解な国家やマスコミとの闘い―本書はそれらの全記録である。
目次
プロローグ 拉致家族と共に闘った六年戦争―日本政府とマスコミの「不作為の犯罪」
第1部 小泉訪朝以降、急転回する拉致問題―金正日の謀略にだまされるな(「死亡八人」は生きている;金正日に拉致を認めさせたものは? ほか)
第2部 日本人拉致―「北」による国家犯罪の全貌(北朝鮮はなぜ日本人を拉致するのか;横田めぐみさんの叫び ほか)
第3部 コメ支援の虚しさ―政治家・官僚・マスコミは何をしたのか(拉致被害者を見捨ててきた日本政府;北朝鮮「食糧支援」に反対する ほか)
第4部 同胞を見殺しにできるのか―金大中政権対北宥和政策のつけ(同胞見捨てた金大中政権と始まった救出運動;朝鮮半島、南北首脳会談の危険な幻想)
著者等紹介
西岡力[ニシオカツトム]
「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)」副会長。1956年、東京生まれ。国際基督教大学卒業。韓国延世大学留学。筑波大学大学院地域研究科修了。82~84年、在ソウル日本大使館専門調査員。現代コリア研究所主任研究員を経て『現代コリア』編集長。東京基督教大学教授。97年より北朝鮮拉致被害者家族とともに救出運動を展開してきた
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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みんな本や雑誌が大好き!?
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国会で梶山国家公安委員長がアベック蒸発に関して「北朝鮮による拉致」があったとの認識を述べたことに関して、ジャニーズ問題と同様の態度を大手メディアがとったことを批判しています。この梶山発言は、1988年3月26日の参議院予算委員会における答弁。「にもかかわらず、日本の大手メディア「『読売』『朝日』『毎日』の三大全国紙は国会で政府の治安最高責任者が『北朝鮮による拉致』を認める答弁をしたという重大極まりない大ニュースを全く報道しなかったのだ。『日経』と『産経』がベタ記事で報じただけ」。北公次もびっくりの黙殺?2025/03/23