扶桑社ミステリー
危険な匂いのする男

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  • サイズ 文庫判/ページ数 409p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784594037505
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

1939年、アパラチア山脈の小さな町イェール。貧しい白人が住むアメリカの陸の孤島とでも呼ぶべきその町に、アイルランド人の旅役者マイケルがふらりと現れた。そこで隠し金の話を耳にしたこの男は、持ち前の話術と詐術で住民たちにつぎつぎ取入っていった。そして隠し金の在りかを知っていると噂される女三人の家に寄宿するようになるが…。呪術、伝説、歪んだ信仰、暴力といった南部ゴシック風のモチーフをふんだんに盛りこみ、著者のストーリーテラーぶりが存分に発揮された異色作。

著者等紹介

ケイ,テリー[ケイ,テリー][Kay,Terry]
1938年、ジョージア州生まれ。ウエスト・ジョージア大、ラグランジュ大卒業後、映画、演劇、スポーツ評論を執筆。76年に処女小説を発表

栗原百代[クリハラモモヨ]
1962年生まれ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

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たまには海外モノも読もうか、と図書館で手に取った一冊。白い犬にワルツを、が有名でしょうか。民話っぽい。マイケルは口達者で狡猾で役者だけれども、主人去った後家を守る女たちは、それを凌ぐほどたくましかった、という話。2015/01/22

Ryosuke

0
2008/06/17

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