内容説明
1939年、アパラチア山脈の小さな町イェール。貧しい白人が住むアメリカの陸の孤島とでも呼ぶべきその町に、アイルランド人の旅役者マイケルがふらりと現れた。そこで隠し金の話を耳にしたこの男は、持ち前の話術と詐術で住民たちにつぎつぎ取入っていった。そして隠し金の在りかを知っていると噂される女三人の家に寄宿するようになるが…。呪術、伝説、歪んだ信仰、暴力といった南部ゴシック風のモチーフをふんだんに盛りこみ、著者のストーリーテラーぶりが存分に発揮された異色作。
著者等紹介
ケイ,テリー[ケイ,テリー][Kay,Terry]
1938年、ジョージア州生まれ。ウエスト・ジョージア大、ラグランジュ大卒業後、映画、演劇、スポーツ評論を執筆。76年に処女小説を発表
栗原百代[クリハラモモヨ]
1962年生まれ
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感想・レビュー
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- 和書
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