内容説明
タイラー・ヴァーンスが17歳の時のことだった。アイスクリーム・ショップで16歳の少女をからかっていたフットボール選手を叩きのめしたことで彼の運命が決まった。その選手の親が弁護士だったことで警察沙汰になりヴァーンスは少年拘置所に入所か軍隊に入隊するかの選択を迫られた。そこで彼は陸軍に入隊し南北朝鮮の軍事境界線に送り込まれたのだ。そこで展開されるヴァーンスと北朝鮮軍兵士との激闘。ヴァーンスの生い立ちと彼が銃と格闘技の名手になったいきさつが本書で初めて明かされる。
著者等紹介
ハーヴェイ,クレイ[ハーヴェイ,クレイ][Harvey,Cray]
銃器関係の著述家として二十数年の経歴がある。『ヴァーンスの死闘』で小説家としてデビュー
島田三蔵[シマダサンゾウ]
翻訳家。訳書にデヴェレル『12人の鼓手』、ハーベイ『古地図に魅せられた男』(共に文春文庫)などがある
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