内容説明
なぜ天皇制度は存続してきたのか。天皇の起源、三種の神器のゆくえ、君が代のルーツ、そして女帝論…。天皇を主軸にすえて日本を読む。日本のアイデンティティを知る上での格好の一冊。
目次
第1部 天皇から「現代」を考える(日常の中の歴史―「表参道」を出発点に;「女帝論」これでもタブーか;陵墓の発掘がダメな理由;誰も知らない「君が代」の起源 ほか)
第2部 天皇からさぐる日本歴史(出雲大社の古代巨大神殿;ワカタケル大王の世紀;謎の「キトラ古墳」;「富本銭」は何を語るか ほか)
著者等紹介
高森明勅[タカモリアキノリ]
昭和32年、岡山県出身。同58年、国学院大学文学部卒。平成元年、同大学院博士課程単位取得。その後、同大学日本文化研究所研究員を経て、現在、同大学および麗沢大学講師。専攻は神道古典・祭祀研究。平成9年からは、「新しい歴史教科書をつくる会」理事としても活躍。平成13年までは事務局長も兼任、教科書執筆に参加した
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