内容説明
期せずして第三の被害者の遺体を発見したキャロライン。地元住民に支えられ、彼女はなんとかショック状態から立ち直った。噂の絶えないロングストリート家の次男タッカーもまた、彼女を支えた住人の一人だ。キャロラインは、警戒しながらも彼に惹かれていく。だが、犠牲者の女性と関係のあったタッカーに、殺人容疑がかけられる。やがて、事件の真相を探るキャロラインは、イノセンスの町の恐るべき秘密を知ることになる…ロマンスの名手ノーラ・ロバーツによる、サスペンスフルな名作。
著者等紹介
ロバーツ,ノーラ[ロバーツ,ノーラ][Roberts,Nora]
1981年に『アデリアはいま』(サンリオ文庫)でデビュー。一躍ベストセラー作家となる。86年にはアメリカ・ロマンス作家協会初の名誉殿堂入りを果たした。現在、メリーランド州に夫と二人の息子とともに住んでいる
小林令子[コバヤシレイコ]
上智大学理工学部卒業。翻訳家
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