内容説明
軍事大国化する中国に、なぜ巨額のODAを行うのか。韓国・中国にいつまで謝り続けるのか。パートナーの台湾に、なぜ冷たくするのか。国益を忘れた外務省になりかわり、最新東洋事情を分析し、日本の進路を明かす。
目次
第1章 アジアは一つではない―アジアとのつきあい方と日本の進路
第2章 国益を忘れた外務省
第3章 隣国・韓国とのつきあい方
第4章 覇権国家・中国とどうつきあうか
第5章 パートナー・台湾とのつきあい方
第6章 歴史認識の溝は埋められるか
著者等紹介
深田祐介[フカダユウスケ]
1931(昭和6)年東京都千代田区生まれ。1955年早稲田大学法学部卒。日本航空入社、海外駐在員、広報室次長を経験。1975年『新西洋事情』で大宅壮一ノンフィクション賞、1982年『炎熱商人』で直木賞を受賞。1982年日本航空を退社し、作家生活に入る
古森義久[コモリヨシヒサ]
1941(昭和16)年生まれ。慶応大学経済学部卒。米国ワシントン大学大学院留学。毎日新聞社会部記者、サイゴン・ワシントン両特派員、政治部、編集委員を歴任。87年に産経新聞社に移り、ロンドン・ワシントン支局長、初代中国総局長を経て、2000年12月からワシントン駐在編集特別委員兼論説委員
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