内容説明
酒の密輸業者が次々と検挙され、同業者のフランキーは警戒心を募らせていた。そしてある晩、自宅の庭にいた警官を撃ち殺してしまう。以来、イタリアでの潜伏生活を強いられていた彼のもとに、父親急死のしらせが届く。危険を承知で故郷に舞い戻ったフランキーだったが、父親は死の直前に暴行されたという事実が発覚!怒りに燃えるフランキーは、父親殺しの犯人に復讐を誓い、執念の追跡を始めるのだった…イギリス犯罪小説界から大絶賛された、新ノワール小説の旗手、ついに登場。
著者等紹介
レイン,ジェリー[レイン,ジェリー][Raine,Jerry]
ヨークシャー生まれ。幼少期を東アフリカで過ごす。1986年、メール・オン・サンデー紙で小説賞を受賞。1996年、処女長編小説Smalltimeでデビューを果たす。執筆のかたわら、歌手、作曲家としても活躍している
常田景子[ツネダケイコ]
神奈川県生まれ。翻訳家
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感想・レビュー
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harass
64
図書館で見つけ借りる。裏表紙の情報だけで読み出す。若手英国作家の犯罪小説。イタリアで生活するフランキーは故郷英国の父親が急死したことを知り国に戻る。偽造パスポートで戻るのは理由があった。父の死の直前にトラブルがあったと聞くのだが… バラバラに見える人物たちが少しづつ重なってストーリーが成り立っていく、レナードライクな群像劇。こういう、お約束をあえて外す話は好みであるが、手放しで絶賛するほどではなかった。人物が面白いのは確かなのだが。少し中弛みを感じた。暇つぶしとして。2018/09/19
hikarunoir
1
レナード好きなら余計笑える。
慧
0
★1/22001/10/30
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- 和書
- 材料力学 〈上〉