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国民の教育

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  • サイズ A5判/ページ数 561p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784594033019
  • NDC分類 370
  • Cコード C0095

内容説明

日本の将来のためにいまこそ、真剣に教育を考えるとき。教育には日本に求められているすべての答えがある。

目次

塾を認知し、学校崩壊を救え
いろいろな学校があっていいじゃないか
家庭教育は危機に瀕している
金属バット事件の父親とは何だったのか
厳父こそが子どもを育てる
国旗と国家への敬意は義務教育で
学力低下と高等教育の危機
私は逆説的に「ゆとり教育」に賛成である
出世コースがパターン化して日本が傾きだした
横入りという複線があるから多様な人材が生まれる〔ほか〕

著者等紹介

渡部昇一[ワタナベショウイチ]
1930年山形県生まれ。上智大学大学院修士課程修了。独ミュンスター大学、英オックスフォード大学留学。フルブライト招聘教授としてアメリカの六つの大学で講義。94年、ミュンスター大学より名誉博士号を授与。現在、上智大学文学部名誉教授。第一回正論大賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

23
○尤もだと感じる点が多く読みやすかったです。3,5,8,13,16,17,19,20,21,23章が良かったです。個人的には日教組の影響をほとんど影響を受けない環境で育つことができたことを改めて感謝しました。2022/12/16

金吾

22
○誇りを持てないように国民を教育していったので、今の体たらくの状態になっていると感じます。政治家や官僚、企業の責任者、マスコミ等が一切責任を取ろうとせず自己陶酔に陥っている根本も教育にあると考えさせられる本です。2024/12/24

たかひろ

5
2001年の本。渡部昇一というと、堅苦しいことを言ってるような印象が有ったが、戦前の例などを引いて「塾も私立として認めよ」という開明的な主張をしていて驚いた。フリードマンの教育バウチャー制度みたいだなと思ったらフリードマンの名前が出てきたので、渡部はフリードマンを読んでいたんだろうな。教育観に関しては昔の人のほうがよほど柔軟に考えていたんだな。2024/02/24

snow

4
辞書並みの分厚さに一瞬後退った本(笑)。戦前戦後の日本の学校教育の話など、知らなかったことが多く興味深く拝読した。教育や歴史問題や知的生活のことなど、どこを読んでも勉強になった。そして能動的な読書家としての氏の姿勢には爪の垢を煎じて飲みたいくらいです。最後に驚いたのはこの分厚い本が口述本だということ。これだけの内容が口述で語れるということは普段からこれらのことが頭の中にあるということで、改めてすごい人だと驚嘆するしかない。2022/01/06

まふ

1
大部の本であったが、真に読みやすく、あっという間に読み終えた。渡部昇一は胡散臭い面もあるが、この本は納得できる内容であった。塾を正式の学校として認め、バラエティある選択を学生にさせよ、私学の存在があるから多様性が保たれる。日本の歴史を正しく教えよ。日教組の影響から脱せよ。というのが氏の主張である。全くそのとおり。このような形で世の中に主張しなければ変わっていかない日本という国の現状を心から嘆かわしく思うが、すこしづつまともに考える人々も増えているのであろう。何とか日本を救わなければならない。2004/04/14

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