扶桑社ミステリー<br> トニオ、天使の歌声〈下〉

扶桑社ミステリー
トニオ、天使の歌声〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 497p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784594032968
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

一族のやくざ者として追放されていた兄カルロが、父親の死後ヴェネツィアに帰還した。彼は、家督を自分に譲れとトニオに迫るが、トニオがそれを拒むや、ついに冷たい本性を現した。歌手として世に全盛のカストラートになれと、トニオを襲って無理やり去勢させ、ナポリの音楽院に追いやったのだ。ほかに生きる道のないトニオは、やがて天上の声を持つ歌手として名声を得る。しかし彼の中には暗い復讐の情念が渦巻いていた…。耽美と熱情にあふれたアン・ライスの大作。

著者等紹介

ライス,アン[ライス,アン][Rice,Anne]
1941年、ニューオリンズ生まれ。娘の死をきっかけに創作活動を開始した。邦訳に『夜明けのヴァンパイア』(ハヤカワ文庫)に始まる「ヴァンパイア・クロニクルズ」シリーズや、「スリーピング・ビューティ」三部作(以上、扶桑社ミステリー)などがある

柿沼瑛子[カキヌマエイコ]
早稲田大学卒。著書に『耽美小説・ゲイ文学ブックガイド』(共著白夜書房)、『魔性の森』(徳間書店)、訳書にライス『ヴァンパイア・レスタト』(扶桑社ミステリー)、ハイスミス『リプリーをまねた少年』(河出文庫)など
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

0
下巻はトントンお話が進む。読後の爽快感は長編ならでは。アンライス様、読むたびすごく満腹で次回は何年後…と思う。レディコミっぽい挿絵が残念。もっとイタリア風味満載な絵がほしい。2011/10/24

アキ

0
天上の声を持つ歌手として名声を得たトニオには暗い復讐の情念が渦巻いていた…。2002/11/20

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