内容説明
アニメや特撮ドラマを科学的に研究し、大ベストセラーとなった『空想科学読本』シリーズの著者・柳田理科雄が、こんどは映画の世界に挑戦!『インデペンデンス・デイ』の巨大円盤は、いかなる原理で浮かんでいるのか?『ディープ・インパクト』の彗星衝突を避けるには、どうすればよかったのか?007=ジェームズ・ボンドが隠し持つ秘密兵器の真の威力は?『タイタニック』が世界中の感動を呼んだ理由とは?…などなど、SF大作から感動ドラマまで、新旧とりまぜ話題の映画を科学的に鑑賞してみたら、誰もが想像もしなかった恐るべき事実が次々と明らかになった。
目次
第1章 恐るべき生物たち
第2章 パニックに気をつけろ
第3章 宇宙人がいっぱい
第4章 愛と哀しみの宇宙
第5章 燃えよヒーロー
第6章 ナチュラル・ボーン・ヒロイン
第7章 おかしなおかしな大発明
第8章 未来に向かって撃て!
著者等紹介
柳田理科雄[ヤナギタリカオ]
1961年、鹿児島県種子島生まれ。応援団長を務めるなどした楽しい高校生活を経て、京都大学の受験に失敗。翌年、東京大学理科1類に進学するが、たちまち中退して、学習塾の講師となる。だが、経営のセンスがなかったばっかりに、自ら立ち上げた塾は見事に瓦解。万事休す…と思ったときに、処女作『空想科学読本』が大ヒット。ところが、版本がこの本を勝手に文庫化しようとし、それを差し止めたところ、1億円の損害賠償を請求され、被告に。もちろん、裁判は全面勝訴した。…こういう漫画のような山アリ谷アリ経験を経て、99年、空想科学研究所を正式に設立。『空想科学読本』を全面改訂し、版本を変えて出し直すことを断行した。同時に環境を整備して、仕事の幅を広げつつ、現在の落ち着いた日々に至る
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