扶桑社ミステリー
オフシーズン

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  • サイズ 文庫判/ページ数 324p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784594029791
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

避暑客が去り冷たい秋風が吹き始めた九月のメイン州の避暑地。ニューヨークから六人の男女が休暇をとって当地にやって来る。最初に到着したのは書箱編集者のカーラ。すこし遅れて、彼女の現在のボーイフレンドのジム、彼女の妹のマージーとそのボーイフレンドのダン、そしてカーラのかつてのボーイフレンドのニックとそのガールフレンドのローラが到着した。六人全員が到着した晩に事件は勃発した。当地に住む“食人族”が六人に襲い掛かったのだ。“食人族”対“都会族”の凄惨な死闘が開始する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

225
ケッチャムのデビュー作。『隣の家の少女』が有名だが、コチラもかなり面白い。田舎での休暇、カップル達、食人家族の襲来と、ホラーの王道過ぎる設定の中でケッチャムの感性が遊んでいる。『ナイトオブリビングデッド』は見ていないが、『悪魔のいけにえ』は確かに連想される。登場人物は駒でしかなく、物語にはメッセージ性も一切ないので、ただグロイだけ、と感じる人も多いだろう。しかし《作者あとがき》でケッチャムの考えに触れられるあたり、親切に出来ている本だと思う。続編が2冊もある事には驚いた。読もうと思っている。2016/08/19

105
凄惨と言う言葉ではまだ甘いと思えてしまう程の惨たらしさ。これ程まで酷いと感じたのは平山夢明の『異常快楽殺人』以来かな?大まかなあらすじを読んだだけでは若者達が一方的に狩られるのだと思っていたけれど、嬉しい誤算。狩る側の人間達の視点も語られており、ホラー要素満載のサバイバルアクションを読んでいるような感覚にもなりました。しかし先程までメインで語っていた本人が食料と化していたり敵も味方も予想の上をいく不幸が訪れたりと最悪な読後ではある反面、物凄く面白かったと大満足でもありました。2020/08/19

YM

90
お気に入りさんに、ケッチャム読むと確実に嫌な気分になるよって紹介してもらったので、ほぼ予備知識なしで読んでみました。「うわー…」としかいえないというか。。いま読み終わって放心状態のまま、まとめようとしてるんだけど、ここでは書けないことばっかり。本書のグロさは、僕が読んだ小説の中では過去最高。映像では絶対見たくないよ。でもグイグイ読ますんだからすごい!ここまで究極に追い込まれると、生の実感はハンパじゃない!救いもほぼない!繰り返される諸行は無常、それでもよみがえる性的衝動!あー蟹食いたくない!2014/12/04

future4227

64
ジャック・ケッチャムのデビュー作。あまりの残酷さに、作者の意に反して相当な手直しをされた挙げ句、世の批判に版元がビビって暫く絶版状態だったという。その幻の問題作の修正前の超残酷バージョン。噂に違わず凄まじい酷たらしさが全編を覆う。原始人のような食人族一家の異臭までもが紙面から漂ってきそうな描写だ。もうサッサと殺してあげてと願ってしまうほどの恐怖をたっぷりと食材たちは味わうことになる。その方が肉が柔らかくなるとか。修正版とは異なるエンディング。やはり本作品の方が圧倒的にこの作品を際立たせると思う。2021/01/07

goro@80.7

64
大きな声で「面白い!」と言ってしまうと変な奴と思われそうで怖いがページをめくる手は止まらない。オフシーズンの避暑地、人里離れた1軒屋に集まった3組のカップルVS食人ファミリーの陰惨な闘い。ゾンビや吸血鬼じゃないところが恐ろしく、これは到底映画には出来ないような作品。物語は映像も越えるのかも。グロいのダメな人にはお勧めしませんが、この本を手に取ってる人を見かけたら多分、ニヤッとしてしまいそうです(^^;2017/03/16

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