内容説明
ダラス警察の刑事だったルーカス・ストーンコートは、捜査中の事故が原因で退職し、今やヒューストン警察の巡査として一から出直すことになった。迷宮入り事件のファイル保管室要員という冴えない仕事にうんざりしていたルーカスに、ある日、警察専属の女性精神科医メレディスが、猟奇的殺人事件の調査を持ちかけてくる。被害者は高性能のクロスボウで心臓を射抜かれたうえ、首や四肢、性器まで切断されていた。しかも過去に類似の事件が少なからずあった…。チェロキー族戦士の血を引く敏腕警官、鮮烈のデビュー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
GAKU
50
女検死官ジェシカコランシリーズを書いている作者の作品。チェロキー族の血を引く警官ルーカスが主人公。高性能のクロスボウで心臓を射抜かれたうえ、首や四肢、性器まで切断されるという猟奇殺人事件を、警察専属の女性精神科医メレディス追うという話。600ページ近くある長編ですが、終盤近くまで中々読み進めず読了まで非常に時間がかかった。長らく積んでいた本で、何時、何故、この本を買ったのか全然覚えていませんでした。購入した本なので最後まで読みましたが、図書館本だったら多分挫折していたでしょう。 2017/02/16
あつぼう
1
ロバート・ウォーカーと言えばジェシカ・コランシリーズが有名ですが、チェロキーの魂を受け継ぐルーカスを主人公にした、この新シリーズも魅力的で面白かったです。ダラス時代の事故で相棒と刑事の地位を失い、顔にはやけどの跡が残り背骨の異常のせいで身長を5センチ縮んでしまい、さらには突然の意識喪失に悩まされてるルーカス。ヒューストンで新米警官として一から出直す彼の前に衝撃的な事件が・・・。この事件にはインターネットやコンピューターゲーム、そして凶器のクロスボウなど様々な素材がうまく組み合わさってました。続編も楽しみ。2010/01/09
ルウ
0
★2 もう一方のジェシカシリーズより、主人公のキャラは魅力的かも。2014/12/25
tai65
0
星4.52009/09/15