内容説明
1923年、繁栄と狂乱に沸くNYに、『モルグ街の殺人』がよみがえった。作品そのままの残虐な現場と、大猿の目撃―だがそれは序曲にすぎなかった。『黒猫』が、『マリー・ロジェ』が、ポーの作品が悪夢の連続殺人となって次々に現実化していく。探偵役は、大奇術師フーディーニと、訪米中のコナン・ドイル!犯人の魔手はふたりの背後にも迫り、一方、心霊主義を信奉するドイルのもとにはなんとポーその人の亡霊があらわれる…。『堕ちる天使』の鬼才ヒョーツバーグが放つ、知的遊戯と冒険に満ちた異端のミステリー。
-
- 電子書籍
- 鉄道ファン2021年4月号
-
- 電子書籍
- 悠久の愚者アズリーの、賢者のすゝめ4 …