扶桑社ミステリー<br> 逆襲の「野獣館」

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扶桑社ミステリー
逆襲の「野獣館」

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  • サイズ 文庫判/ページ数 471p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784594025427
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

かつての恋人を探す旅に出た美しい女性タイラーは、意外な話を聞いた。残酷な蝋人形で有名な観光名所に、彼がいるというのだ。一方、ホラー実話作家ゴーマンも、金銭融にかられて乗りこんできた。あの事件から1年、何事もなかったかのようににぎわう「野獣館」へ―。人びとの純粋な愛と邪悪な欲望が交錯し、血に飢えた野獣がまたも牙を剥く!ついに明かされる野獣の秘密とは何か、そして逆襲に立ちあがった人間たちに明日はあるのか?モダンホラー史上屈指の衝撃作『殺戳の「野獣館」』の続編、いよいよ上陸。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みや

30
『殺戮の「野獣館」』の一年後を描く続編。前作は期待していたエログロバイオレンスが控えめすぎて拍子抜けした記憶ばかり残っていた。今回もその要素は薄いが、王道B級ホラーを貫くストーリーは面白くて一気読み。怪物の過去が続編で判明、一番最初にヤり始める男女は怪物の餌食、クソ野郎は終盤で制裁など、定石をちゃんと押さえている。男2人女2人が出会ったら、まあそうなりますよね~といった感じでニヤニヤしながら楽しんだ。正に映画を観ている感覚。後半の各所で起こる大乱闘も迫力があり、野獣がとにかく可哀想だった。人間が一番怖い。2019/10/21

みんち

13
引き続きリチャード・レイモン氏の作品から、長編「逆襲の<野獣館>」を読了。これは先日読んだ「殺戮の~」の続編に当たる作品で、前作の「その後」が描かれている。続編とはいえ前作がああいう結末を迎えたため、メインで語られる登場人物たちは全く無関係のキャラクターたち。なので前作を読んでいない人でも問題無く読めるようになっているのだが、前作での生存者たちがしれっと再登場したりもしているので、できる事なら前作を読んでからが望ましいかも。2017/04/24

けいちゃっぷ

12
モダンホラー史上屈指の衝撃作(裏表紙より)である『殺戮の〈野獣館〉』の続編。 前作で生き残った人が再登場していたりするらしいので、前作から読めばよかったかも。 もっと言えば前作だけ読めば、さらに言えばどちらも読まなくてもよかったかな。 まず、〈野獣〉がなあ。 なんと言っても怖いのは〈人間〉だよ。 あり得そうもない〈野獣〉を登場させても恐ろしさを感じない。 471ページ 2016/04/24

chinaishingoo

2
図書館の書庫に眠っていたのをサルベージ。面白かったです。悪役とヒーローがドタバタするアメリカンな味わい。旅の途上のクズとのやりとりと、セックスシーンの描写が秀逸でした。2023/03/27

飛鳥なつめ

2
前作に引き続き、こちらも再読。やっぱり前作に比べると綺麗に纏まりすぎている印象…。まあ、面白かったのだけれど(笑)。ゴーマンはやっぱり嫌な奴!ロイも相当だったけど。3作目はもう訳されることはないのだろうな…(´・ω・`) 読みたい。2015/09/27

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