内容説明
大ヒット娯楽映画が、いつの間にか、ニッポンから消え去っていた。1954年。「ゴジラ」の観客動員数、960万人。現在の入場料に換算すれば、興行収入は137億円となる。200万人動員でヒット作と言われる平成の世からすれば、別世界の出来事のようだ。「ゴジラ」は、ニッポンがひたすら豊かになろうとしていた、夢多き楽天的な時代の申し子なのだ。自らをゴジラの同級生と呼ぶ宝田明氏が、円谷英二監督、本多猪四郎監督をはじめ、様々なゴジラの創造者たちとの交流を通して、この時代を流れた娯楽スピリットのなんたるかを語りつくす。
目次
第1章 敗戦、そしてゴジラ(大陸生まれの大陸育ち;引き揚げ ほか)
第2章 あまりに巨大な共演者(『ゴジラ』撮影開始;本多猪四郎監督のこと ほか)
第3章 娯楽映画黄金時代(伝統的二枚目の心得;娯楽スピリットの栄え ほか)
第4章 ゴジラの未来(58歳のゴジラ出演;スピルバーグ、ルーカスの師、本多猪四郎 ほか)
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