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内容説明
安室奈美恵の母が初めて綴った「娘への思い」。「そろそろ締めて沖縄に戻ってきたら」―。それは「東京で三年間だけやらせて」と誓って、泣きじゃくりながら家を飛び出した娘に言えなかった母としての最後の言葉だった。
目次
第1章 奈美恵の結婚(結婚、そして妊娠の告白;奈美恵とSAMさんが沖縄へ;奈美恵からのクリスマスプレゼント ほか)
第2章 奈美恵の誕生(母の離婚とまだ見ぬ父のこと;「ハーフだから」という差別;「丸山産婦人科」との不思議な縁 ほか)
第3章 沖縄アクターズスクールへ(「沖縄アクターズスクール」との出会い;アクターズスクールのレッスン;アクターズスクールにのめり込む日々 ほか)
第4章 逆境、そして約束(東京での「合宿生活」と仕送り;電話でのやりとりでつのる不安;初めての帰郷 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真香@ゆるゆるペース
143
図書館本。私は安室ちゃん世代ど真ん中。ファンクラブに入るほどではなかったけど、スーパーモンキーズの頃から好きだった。本書は母親である著者目線での、安室ちゃんの生い立ち・沖縄アクターズスクール・上京・結婚の秘話が綴られており、随所から娘への深い愛情が感じられる。引っ込み思案だった安室ちゃんが「絶対に成功するから」と14歳でたった一人で上京した覚悟は、ただただすごい。ちなみに著者は、本書を上梓後間もなく凄惨な事件で49歳で亡くなられた。娘の活躍や孫の成長をまだまだ見続けたかったはず。無念だったに違いない。2020/06/28
さやか
14
先日最後のライブに行って読みたくなった本。女性ファンが多いのは、少女の頃からの真面目で真っ直ぐな性格だからだと思う。可愛らしい少女が一心に夢に向かっていく、家族を大切にしていた姿がうかがえる内容。2018/05/09
ゆうゆう
12
苦労して、働きづめに働いて、子供達も各々独立して、自分の幸せもやってきた、後に、あの事件だったのか。お母さん(涙)。娘への、まだ見ぬ孫への愛情がこぼれる内容過ぎて、これを乗り越えるには相当なものだっただろうに。安室ちゃんも働きづめだったから、引退後はゆっくり休養して、いつでもカムバックしていいよ。2017/10/22
0607xxx
10
初版が1998年という事もあり、SAMさんとの幸せな家庭を築いていって欲しいと願う母親の気持ちが、随所に感じられたのが印象的で、良好な親子関係だと思う。とても良いお母さんに感じました。あの悲惨な事件を思うと残念でなりません。合掌2013/10/08
緋色
9
9/16のデビュー&引退の日に、お母さんの本の存在を思い出して再読。1回目は高校生くらいのときに読んだ。親元を離れ、大学進学・就職を経て、結婚して間もない今になって再読したところ、捉え方が変わった気がする。可愛くてかっこよくて歌もダンスもこなす、素敵な安室ちゃんみたいになりたいと思う人は多い。私も憧れる。でも、私たちが知る安室ちゃんになるまで、彼女は幾多の苦労を重ねてきたのだなと実感した。片道1時間半かけて週3回アクターズに通い続けた話や上京するときの話が印象的だった。2020/09/25
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