内容説明
友人エリッサのおば、ルーシーが殺害され、ローレンは事件の調査を依頼される。エリッサは莫大な財産を相続するため、疑いをかけられていた。早速ルーシーの一風変わった友人たちに話を聞くうちに、ルーシーの夫ハロルドが五年前に不審な死を遂げていたことや、遺言書の奇妙な点が判明し、どうにも怪しげな匂いがしてくる。一方ローレンの私生活は、高校生の頃にレイプされた男に再び執拗につけ狙われるなど、波乱続きだった…。ニューヨークの街を活写する、話題のレズビアン探偵シリーズ第四弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
guriko
1
レズビアンの探偵ローレン・ローラノもの第4作。相変わらずさらさら読めるわー。そこがいいんだけど、家賃払ってもらっている家で浮気するのだけはやめようよ。2024/06/02
じょじょ
1
読み始めはやっと本当の初読みだと思ってわくわくしながら読んだのに やっぱり再読。しかもまた関係性以外覚えてないし。それより こんかいのローレンはあり得なさ過ぎる。こんなに神経の図太い人なんているんだろうか。それともこれ位じゃないと探偵なんてやってられないって事でこんな風に書いたのか。とりあえず次回に期待。2018/04/09
みはいっち
0
今回は仕事も私生活も色々変化を感じる話だった。夢中になって読み終えた。過去に決着がついて良かった。恋に揺れるローレンが楽しい。それにしてもモノ凄い続きが気になる終わり方なんですけど!2009/12/11
ni-ni-
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シリーズ四作目。事件の真犯人を突き止めるべく奔走するローレンだが、彼女の私生活は散々。恋人との不仲に加え、かつて狙われていたストーカーが再び現れる。ローレンが浮気!?とドキドキしながら読んだ(笑)ミステリーより、ローレンの私生活の方につい目がいってしまう。2006/11/27
Theodore
0
微妙。なんか主人公が「女の皮を被った男性」にしか思えなかった。弟の死に打ちひしがれるキップが私に構ってくれない~という愚痴めいた想いに始まり、着地点が他の女との浮気(肉体関係あり)ってどうよ…。これじゃ「子供が生まれて奥さんが相手してくれなくなったから」って愛人に走るクズ男性と一緒じゃん! キップさんがマジカワイソス。そして今回はミステリーパートも弱め。残念ながら中盤くらいで大筋がほぼわかってしまったという…。2022/01/17