内容説明
大手生命保険会社に勤める里中十喜子は、同じ会社に勤める東大卒のエリート、池田拓郎からプロポーズを受けた。十喜子ももちろん結婚を強く望んでいたので、あとは結婚に向かってまっしぐら。そんな折、父、一太郎を頼って、口数の少ない、怖い顔の男、門倉信が里中家に居候することになった。ところが、ラーメン屋「一兆」を営んでいた父、一太郎が急逝したことで事態は一変してしまう。幸せの絶頂に向かっていたはずの十喜子に数々の問題が降り懸かる。涙あり、笑いあり、そして「信じるということ」の大切さが見えてくる。「やさしさ」に包まれた素敵なラブストーリー。
-
- 和書
- ベルクソン思想の現在