内容説明
全米を恐怖に陥れた連続猟奇殺人犯のクレイヴンが死刑を宣告されて二年が過ぎ、いよいよ死刑執行の日を迎えていた。彼の事件を追求してきた女性新聞記者アンも、処刑に立ち会うためコネチカットを訪問中だ。処刑の日の朝、クレイヴンに再会したアンは彼から不気味な予告を受ける。「自分が処刑された後、また全てが始まる」無罪を主張し続けてきたクレイヴンが呟いた最後の言葉をアンは黙って聞いていたが、丁度同じ頃シアトルではアンの夫グレンが心臓発作を起こし死の淵に瀕していた…著者渾身のサスペンス・ホラー。
感想・レビュー
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ポヤン
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まぁ、今までのジョンソールと若干違いはあれど…そこまでの違いはないような。主人公の夫が○○○なんて、すぐ気付きますしねー、それにしては無駄に長い。壁本とは言わないものの、暇つぶし程度と思って読む本ですね。2015/12/23
FujisawaMekio
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連続殺人犯の死刑が執行されるところからはじまります。 でも、死んでないようです。サスペンスタッチでなかなか面白いです。 この作家は、バッドエンドが多いのですが、 これに関しては、なるほどと思わせる終わり方でした。 珍しいですけど、こういうのもいいですね。2012/07/17
丰
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Y-102006/08/11