扶桑社ミステリー<br> 記憶を消した少女

扶桑社ミステリー
記憶を消した少女

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  • サイズ 文庫判/ページ数 438p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784594020200
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

幼い娘と暮らしているローレンは、フェアの会場で魅力的な男と出会う。その男ジョナサンは、妊娠中の妻を撲殺された悲惨な過去を持ち、事件を目撃してショックを受けた彼の娘エミリーは、その時の記憶を失ったまま病院に入っているという。惹かれ合った二人は結婚し、エミリーも退院してきた。だが少女は反抗的な態度で、ローレンに打ち解けようとしない。しかもエミリーは事件の容疑者と目されていたらしい。とまどうローレンの前に、過去の異様な出来事が少しずつ明らかになっていく…。傑作サイコ・サスペンス。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆのん

51
離婚し幼い娘と暮らす主人公が出会った魅力的な男には妊娠中の妻を撲殺され、目撃者は娘は記憶を失ったまま入院をしている。結婚後、その娘が退院してくるが全く心を開かない。そんな中過去の事件が徐々に明らかになってくるサイコ・サスペンス。先が気になってどんどん読めた。至極まともに見えるが精神的に病んでる人が自分の生活の全てを支配し始める恐怖が描かれていて面白かった。2018/07/13

けいちゃっぷ

5
苦手なサイコ・サスペンス。それを差し引いても、勘が鈍い私でさえページを開いてすぐに「こいつだな」と思わせてしまう書き方の下手さ加減はどうなのよ。作者は上手く読者を騙したつもりかもしれないが、私でさえ気が付くから・・・。あとはそれを確認するために読んだだけ。色々と無理に無理を重ねた設定ですね。438ページ 2011/11/26

akane

2
背景の描写などまわりくどい説明が少なく、登場人物のセリフ、心理描写で次々と出来事が進行していくので、コミックを読むような感覚ですぐに読了。面白かったが、満足度は同じ夫婦もののサイコ・スリラーの 『レベッカ』 に比べると、残念ながら・・・。犯人がすぐ読者に知れるのも計算のうちで書かれた作品なのかもしれないが、二転三転する内容にもかかわらず、意外性が乏しい。せっかく社会的な問題を扱っているのだから、もう少し出来事を減らして各人間性を掘り下げた方が、ドラマに厚みが出たと思う。2014/02/21

1
本棚から。何度目かの再読。2023/04/05

1
本棚から。3~4回目の再読。2016/06/20

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