内容説明
夫・石橋凌と出逢い、友人・松田優作氏と出逢い、天使のような3人の子どもたちと出逢い、悩みながら、喜びながら、「あたりまえの幸せ」をようやくみつけた。働きながら育児をする女性、これからママになる女性に読んでほしいほのぼのエッセイ。
目次
第1章 「女優」の夢と現実
第2章 恋と結婚
第3章 小さな宝物
第4章 優作さんの死
第5章 家族の絆
第6章 心の扉
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
古古古古古米そっくりおじさん・寺
52
1996年、女優原田美枝子37歳の時の自伝的エッセイ。エッセイ風自伝かも知れない。私は原田美枝子が好きだ。私が十代の頃、胸の大きな美人お姉さん女優だったが、今や本当にカッコイイと思う。「シラケ世代」の若手女優時代の話(もともとは山口百恵みたいな歌手にさせられる予定だった)。黒澤明やカンヌの話。石橋凌との結婚(式は松田優作夫妻立会のもと鳥取砂丘で!)。松田優作の思い出(優しい松田優作がここにいる)。可愛くてたまらない子供達の子育て話(子供達の語録や絵が可愛い)。両親の話(父ってこうだよなぁ)。楽しく読む。2016/05/23