内容説明
失恋を克服するためのノウハウやアドバイスといった従来の失恋論ではなく、清水ちなみ率いる「OL委員会」の21歳から32歳の普通のOLたちから寄せられた失恋の体験談が綿々と綴られている、まったく新しい失恋論。切実で、でも身勝手であっけらかんとしていて、だけどやっぱり泣けてしまう102の失恋の話は、とことん落ち込ませたあと、改めて恋愛を見つめ直す余裕をくれるでしょう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
GIN@本棚大洪水中
6
恋愛に関する失恋をテーマにした本。 確かにこのようなとらえかたもできるかもしれないが、相手が一方的に悪いのではないのではないかと思うときがあった。 自分も失恋を経験しているけれど相手にふられても死にたいだとか相手を恨むことは無かった。なかには別れた相手の幸せを思う失恋が何個かあって一概に悪いといえないけれどもやっぱり彼氏彼女がいないと恥ずかしいと思うのは変だと思う 2012/03/21
るき
2
昔、このシリーズは好きで全部読みました。年齢ごとに失恋話の実話が載ってます。ケータイがないし、バブルだし。でも、結局男女の機微はあまり変わりないんですよね。2012/01/06
Riss
1
大不倫よりは軽いかんじ…大不倫を先に読んだからだろうけど2014/02/25
cithara
0
私からするとこんなことあっていいの!? と驚くようなエピソードの数々。全部女性の側からの話なので、男性にも言い分はあるのではないか? 男性版があったら読んでみたい。もし自分も彼らのようにドラマのような大失恋をしたら、一皮むけた立派な人間になれるのではないか、と思ってしまう。したくないけど。そう考えると皆さん強いなあと感心する。体重がドンと落ちたり「二度と繰り返したくない」「思い出すのもイヤ」とのフレーズを読むと心がキリリと痛む。音信不通が一番イヤかな。その後彼らが幸せな人生を歩んでいることを祈っている。2012/08/30