内容説明
ミステリー作家であるストリーバーが、最初その出来事に遭遇したのは、1985年の12月、ニューヨーク郊外にある彼の山荘でのことだった。夜更けに目を覚ました彼は、かすかに聞こえる物音に耳を澄ませた。恐怖心に駆られながらも部屋を見渡すストリーバー。そして、ドアの向こうから見える小柄な人影…。だがその日以来、ストリーバーとビジターとの接触は日毎にエスカレートしていった…。未知の生命体との接触を繰り返し、それに立ち向かっていった男自らが綴って全米で大論争を巻き起こした衝撃のUFO体験記。
目次
1章 見えない森の記憶―最初の記憶
2章 心の洞窟を下って―催眠実験
3章 闇の色―洞察
4章 足下の空―過去を旅する
5章 迷える者の同盟―わが家族の回想
6章 空中の構造物―科学、歴史、そして秘められた知識
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
南註亭
1
『ウルフェン』や『ハンガー』の作者によるアブダクション体験記。思考停止している状態についてもそのまま記していて興味深い。記述はかなりしつこいかもしれないけれど、がまんして一読する価値はあります。2007/06/04
haluca shijima
0
p399にビジターのシンボル「3」の記述がある。3人で現れたり、▲三角形が目撃されている。2025/02/20
yoyogi kazuo
0
どこまでがリアルな体験でどこからが妄想なのか読んでいて分かりにくい。もともとSFホラー小説の作家だけに、彼自身の豊かすぎる想像が現実を覆い隠しているのではないかと疑った。2023/10/08