扶桑社文庫<br> トイレの花子さん

扶桑社文庫
トイレの花子さん

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  • サイズ 文庫判/ページ数 249p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784594017576
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

拓也は本町小学校の6年生で、妹のなつみは4年生。ある日、学校の近くの川で、首を切られた女の子の死体が上がった。これで二人目。連続殺人事件である。なつみのクラスの女ボス、由紀は、こっくりさんに犯人をきく。こたえは「は・な・こ」。そして次はなつみが狙われる、という。花子というのは、昔、いじめられて学校のトイレで手首を切って自殺した女の子だ。次の日、拓也のクラスに水野冴子という、かわいくて頭がよくて運動神経抜群の子が転校してくる。それから、次々に不信な事件が起きるのだが…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

縁栞

1
★3.5  ≪ 花子というのは、昔、いじめられて学校のトイレで手首を切って自殺した女の子だ ≫  エピローグでの鮮やかな一幕は、強く印象に残り続ける名シーンでした。 このラストは心を持ってかれちゃいますねw 「トイレの花子さん」という題材はこれまで幾つか映画化もされていますが、本作は子供向けの夏休み映画のような作品であり、ホラー色もさほど強くなく、小学生にも読みやすい文章に。 誰もが子供の頃に経験したあの小さな世界での日々。 かつての自分を思い出しながら読んでもらいたい作品ですw

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