内容説明
1962年8月5日、全裸死体で発見されたマリリン・モンロー。30年を経た現在でも、その死は深い謎に包まれている。著者フリーマンは、死の直前までマリリンの治療にあたっていた精神分析医グリーンスン博士が残した証言をもとに、マリリンの生い立ちと性格を分析し、これまで隠されて驚くべき事実を明らかにしていく。マリリンのなかにはもうひとつの人格「ノーマ・ジーン」が潜んでおり、その二つの人格の葛藤が彼女を死に追いやったのだ―精神分析の視点からモンローの死の謎に迫った衝撃のノンフィクション。
目次
1 救いを呼ぶ声
2 生を賭けた女性
3 隠蔽された殺人
4 かくも無慈悲な幼年時代
5 戦慄への下降
6 分割払いの自殺
7 最後の裏切り
8 ノーマ・ジーンの勝利