内容説明
天才科学者エリザベス・レイヤーソンによって着手された「センティネル」開発゛は、ある事故が契機で飛躍的な進展を遂げた。人間の知覚と感情まで備わった超人工頭脳ともいうべきものが登場したのだった。センティネル・コントロールは諜報部員の体内に埋め込まれた通信管を通じて指令を発するのだ。その指令に従って行動していたジャスティン・チャプルは、ふとしたことからセンティネルの組織に疑惑を抱き、ひそかに独自の行動をとり始める。組織の秘密が明らかになると思われる謎の日誌の行方を追い始めたのだった。が、彼の行動は体内に埋め込まれた通信管により一部始終が本部に知られていた…。
-
- 和書
- 運勢暦 〈平成29年〉