扶桑社ミステリー<br> 戦慄のシャドウファイア〈上〉

扶桑社ミステリー
戦慄のシャドウファイア〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 412p/高さ 16X11cm
  • 商品コード 9784594004262
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

エリック・リーベン―天才的な遺伝子工学者。彼はその才能を武器にベンチャー・ビジネスを成功させ、莫大な財を築いていたが、別居中の妻レイチエルと口論した直後、自動車にはねられて即死した。しかし、奇怪なことに彼の死体が、市の死体公示所から忽然と消失した。この報せをうけたレイチェルはあることに思い当たったが、それはあまりにも恐ろしい想像だった。信頼する恋人ベンとともに極秘の調査を開始したレイチェルの前に、謎の追手が立ちふさがる。一方、エリックが手がけていたプロジェクト〈ワイルドカード〉の機密流出を恐れた防衛保安情報局の高官アンスン・シャープも二人に対する追跡を開始した。〈ワイルドカード〉とはいったい何なのか?エリックになにがおこったのか?日本でも人気集中、モダンホラーの鬼才クーンツが放つ、超大型サスペンス。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

散文の詞

75
死体の盗難、消失から始まって、正体不明のものに追いかけられる疾走感。 サスペンスとしては、一級品ですね。 読むのが止まらないです。 翻訳物ですから、多少説明じみた表現がみられますが、比較的読みやすいと思います。 とんでもない事実が明かされますが、まあ、この点は、小説だということであまり深く考えないでいいと思います。 さあ、後半の追走劇も楽しみましょう。 2020/02/27

goro@the_booby

12
感想は下巻読了後。2015/05/05

ホレイシア

11
完璧に女性に主導権があるからか、いつもと雰囲気が異なるが、悪くない。「何か」を追いかけつつ、かつ逃げなきゃならないというのは、すごい展開ですわ。下巻、行きます。2009/04/26

東森久利斗

8
舞台が、西海岸、モハーヴェ砂漠、ラスベガスだからなのか、ハリウッド仕様のファストフードのようなボリューム満点、大味な娯楽アクション的展開で一騎に駆け抜け淡々と読了。キングのような心理的な描写の妙、深みを求めるのは酷なのだろうか? B級映画の素材としては最適かも。2017/12/23

Tetchy

8
ジェットコースターのような疾走感で今回も物語は駆け抜ける。しかも相手は正真正銘の怪物で自分が想像していたモダン・ホラーかくありきという形と合致しており、非常に小気味よい。自己愛の塊、エリック・リーベンとレイチェルとの離婚調停の後から始まる本書はいきなりリーベンが走ってくる車に突っ込み、轢かれて死亡するというショッキングなシーンから始まる。ここから物語はクーンツ特有のなかなか本質を明かさない焦らした駆け引き(本当にじれったい!!)をしながら進み、まず主人公二人は追う立場で始まる。2009/05/30

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