感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
烟々羅
7
「電器屋にわりと広い漫画売場があるんだ。へー。この題名に見覚えあるな、どこでみたのだろ。 あ、Twitter によく作品流されている洋介犬さんか」 という経緯で手に取ったので、書名ごと憶えてもらえなくても、きちんとアピール(広告)しつづけることに意味はあるんだなと。まずそこが感慨深い。 作品としては、たぶん20年前のぼくのほうが、今のわたしより楽しめたと思う。質の問題じゃなく、楽しめる方向性の違い。当時なら大絶賛だったし、いまでも質のスカラは高いことがわかる。22篇の怪談ショートショート2014/12/09
ミヤマ
3
後味の悪い結末。不条理な最期。相変わらずの作風で安心しました。絵柄のおかげで夜寝る前に読んでもあんまり不快にならずに済むライトホラーです。2012/08/20
スカイバニラ
3
「怖い話」を食べる美女、忌野奇話。彼女に出会った人々が語る怖い話の物語。作者の意図する記憶の奥底にびっしりこびりつく菌類漫画か否かはともかく、蒸し暑い夜に読むと何ともいえぬ不気味な涼しさを感じさせてくれるホラー漫画でした。2012/08/18
bb
2
前半の方で、ホラー話のくだりになると急に4コマになるのがおかしかった。「ハイいつもの流れきました!」みたいな。良くも悪くも律儀にフォーマットが守られているのが特徴的。オバケの造形はいろいろ新しい。2013/07/23
山野辺ワラビ
2
必ず後味が悪い結末になるので、ある意味安心して読める。怖いというより気持ち悪い話が多い。ちょっとかわいらしい絵柄で、不気味な生物もユーモラスに見える。マネキンを分かち合う友達の話が面白かった。2012/11/24
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- 和書
- 扇畑忠雄遺歌集 群山叢書