内容説明
黒ネコのミコシュはトーマスが大すき。いつも、学校までおみおくりします。それから、ミコシュはのんびり、さんぽしながら、うちへかえるのでした。―でもね、この日はちょっと、こまったことがおこったのです…。小さいけれど、勇気いっぱい。すばしっこさでは、だれにもまけない、黒ネコ、ミコシュの大ぼうけん。
感想・レビュー
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遠い日
15
クヴィエタ・パツォウスカーの絵を求めて。同じ猫の物語である『ルドルフとイッパイアッテナ』に似た出だしだったけれど、これはもう大冒険。ミコシュの出会いが幸福なものであったことが、波乱含みながら物語をいい方に引っぱって行く。サーカスの動物たちに守られながら、帰る日を夢みるミコシュの切なさ、やりきれなさに胸が痛むが、希望をみんなで支えるサーカスの仲間たちがいたからこその、大団円。パツォウスカーが描くサーカスも、すばらしい。2015/12/15
kii
0
ライオンのハッサンがまえにすすみでて、トラのシーザーがミコシュをぶちころそうとしたことをうったえました。2014/02/17