出版社内容情報
NHKのEテレで放送された番組の書籍化。人形のQくんと、ぬいぐるみのチッチの掛け合いで、物語が展開します。この巻のキーワードは「他の考えは?」。他の考えを想像し、答えが一つでなくてもいいことに気づきます。画像やイラストもたくさん入り、楽しく読みながら深~く考えることができる本になっています。道徳の教材にも使えます!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Rubik's
95
★★★★☆2019/08/25
やま
5
前回読んだ同じシリーズのウンコとは打って変わって重たい内容。死についてしっかりと考えている姿勢が良いです。色々と物事を考えるきっかけになりそうです。2019/06/10
遠い日
5
「Q―こどものための哲学」シリーズ。死の哲学。死んだら終いと思いたいわたし。死んだ先にも何かあったら困ります。もいちど会いたい人もいれば、二度と会いたくない人もいるからねぇ。2019/05/03
あお
2
これは…侮るなかれ。表紙の可愛らしさに箸休め的に手にとりましたが、油断できないです。考えさせられます。特に後半の「Qワードおぼえうた」は、今自分が実際に迷っていることや、悩んでいることにもあてはまる。「死んだことある人なんかどこにもいない」こたえはぜったいにわかりっこない。こういう正解がわからない疑問を考えるときに役立つのは「ほかの考えは?」というQワード。いろんなこたえをたくさん考えてみる。何をねらいに作られた本なのか考えてしまう。2019/09/25
たくさん
2
ちょっと考えるにはとてもいい素材に思えるような構成。字が大きくて読み終わるのにそう時間もかからない。こういう本から本格的にいろんなことに考えを巡らせるようになったらいいなあと思える本でした。2019/05/08