出版社内容情報
本巻では愛媛県のマダイ養殖を中心に、土佐清水市のカツオ一本釣り漁、鳴門市のワカメ養殖、観音寺市のカタクチイワシ漁、四万十川のカワエビ漁などを綿密な取材をもとに紹介します。巻末には四国の漁業を総括した解説つき。日本各地でおこなわれているさまざまな漁や、養殖の現場を取材しています。漁業に従事する人びとのよろこびや苦労を、豊富なインタビューを通じてライブ感あふれる写真で魅力的に紹介します。
【著者紹介】
北海道大学大学院水産学研究科博士課程単位修了。水産学博士。財団法人水産物市場改善協会・おさかな普及センター資料館館長、東京大学総合研究博物館研究事業協力者。
内容説明
広いイケスでゆったり育てるマダイの養殖や、人の手でつりあげるカツオの一本釣り、冬の太陽の光をあびて育つワカメの養殖、だしをとるのにかかせないイリコの原料となるカタクチイワシ漁、筒をつかってテナガエビをとる伝統漁法コロバシ漁などを紹介します。
目次
第1章 愛媛県愛南町のマダイ養殖(海面に浮かぶ養殖用の網のブイ;マダイの養殖とはどんなこと?;よい稚魚を育てるのが養殖の第一歩;広いイケスでゆったりと育てる;エサをまくために網をつりあげる;ロボットでイケスの網を清掃;活けじめにしたマダイの出荷;養殖マダイが食卓にとどくまで)
第2章 四国のいろいろな漁業(土佐清水市のカツオ一本釣り漁;北灘町のワカメの養殖;伊吹島のカタクチイワシ漁;四万十市四万十川水系のコロバシ漁)
著者等紹介
坂本一男[サカモトカズオ]
1951年、山口県生まれ。おさかな普及センター資料館館長。北海道大学大学院水産学研究科博士課程単位修了。水産学博士。東京大学総合研究博物館研究事業協力者も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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