地球ものがたり 海のうえに暮らす

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  • サイズ A4判/ページ数 59p/高さ 24X25cm
  • 商品コード 9784593586790
  • NDC分類 K389
  • Cコード C8072

内容説明

インドネシア、フィリピン近海に、海のうえに暮らし、自由に海を移動する、漂海民バジョと呼ばれる人びとがいます。家族みんなでひとつの船に住み、魚や貝をとって生活しているバジョの人びとは、広い海で生きるためにどのような工夫をしているのでしょうか。いっしょに見ていきましょう。「グレートジャーニー」で世界中を旅した探検家・関野吉晴が見た、人間が豊かに生きる知恵とは―。

目次

バジョ
海のうえに暮らす
つながり
家族
自然とともに
これから

著者等紹介

関野吉晴[セキノヨシハル]
1949年東京都墨田区生まれ。一橋大学在学中に探検部を創設、アマゾン川全域を下る。南米への旅を重ねるなかで、現地での医療の必要性を感じ、横浜市立大学医学部に入学。外科医となって病院に勤務しつつ、その間も南米通いを続けた。1993年から、アフリカに誕生した人類がユーラシア大陸を通ってアメリカ大陸にまで拡散していった道を、南米最南端から逆ルートでたどる「グレートジャーニー」にいどむ。およそ5万3000キロの行程を、10年の歳月をかけて自らの脚力と腕力だけで踏破した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

リノン

10
グレートジャーニーでおなじみの関野吉晴さんの絵本?写真がたくさんあり、説明もふりがなつきで子供向けに書かれているので読みやすい。フィリピンの海で、家船(えぶね)で生活する家族に密着して取材したようです。子供も家族の一員として、仕事も家事もする姿はたくましくもあります。海の上なので電気も水道もない、でも家族がみんな笑顔で生活している様子にほっとします。ゲームにおぼれがちなうちの子にもしっかり見せたいです。2014/05/24

lovemys

2
船のお家、家船で暮らすバジョたちの暮らしを写真とともに。美しい海にも惹かれましたが、海の上で暮らすバジョたちの生活も興味深かったです。寝食全てを海の上の家船でおこない、学校には行かず、住民登録もしていないので税金は払っていないけど、海で捕まえたものを売って現金収入もある。海の上での生活って、どんななんだろう? バジョたちの笑顔を見れば、辛く苦しいものではないんだろうな。夢もないし、生まれた時からある程度の未来は決められてるけど、毎日が充実している。海の上でしか暮らせないという彼ら。色々考えさせられた。2020/12/05

譲葉

1
海をテーマに本を探していて見つけました。こうやって海の上で海とともに暮らしている。写真の多くが笑顔で、とてもいい本だと思います。2014/12/22

msz

1
財産をもたないから、争わない。自戒。2014/09/08

やまーだ

0
家船(えぶね)で暮らすバジョとよばれる人たち。海の恵みを豊かに受けて、その日その日を暮している。海があれば必要なものは手に入るので、将来の心配をすることもない、と。いいなぁ。青い青い海に浮かぶ舟の綺麗なこと。子どもたちの笑顔の眩しいこと。2021/05/10

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