内容説明
わたしたちは、生まれた瞬間から呼吸をはじめます。食物や水がなくとも少しのあいだは生きのびられますが、空気がないとすぐにわたしたちは命の危険にさらされます。呼吸することによって、わたしたちの体はなにをしているのでしょうか。この巻では、その呼吸のしくみを、たくさんの写真やイラストをとおして科学的に説明します。
目次
生命に必要な酸素
体の細胞は酸素を使ってエネルギーを出す
体に酸素を取りこむ呼吸器系
吸った空気をあたためてきれいにする
空気の道のネットワーク
肺の構造
血液に入った酸素は体中の細胞へ運ばれる
筋肉の動きによって肺に空気が出入りする
運動中は呼吸の数が変化する
喉頭・舌・唇で音を作る
咳・くしゃみなどの呼吸運動
息苦しくなる原因
酸素が少ない場所で生きるには
著者等紹介
細谷亮太[ホソヤリョウタ]
聖路加国際病院副院長・小児総合医療センター長。東北大学医学部卒業。テキサス大学癌研究所MDアンダーソン病院小児科クリニカルフェローを経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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